
竹の客室装備品・受注生産開始!
手触りの良い質感と、温かみのあるデザインで心安らぐおもてなしを演出できます。

「Bamboo Toothbrush」が
おもてなしセレクション特別賞ANA賞を受賞!
「日本のおもてなしを世界のOMOTENASHIへ」を合言葉に活動しているOMOTENASHI NIPPON実行委員会が主催する「おもてなしセレクション」の2021年第2期において、ゴールドパートナー特別賞であるANA賞を受賞しました!
Organic Bambooの新ブランド「BambooOne」
消費者と考えるプラスチックフリーの生活

「BambooOne」はOrganic Bambooというブランドで、竹歯ブラシの開発から始まりました。
竹歯ブラシは、弊社が今まで培ってきた竹の加工技術を使用して、プラスチック歯ブラシの代替品を考えたのが始まりでした。プラスチックの海洋汚染問題が話題となり、消費者にもプラスチック製品の環境問題などに対して意識変化が現れています。
「環境問題に関する世論調査」
https://survey.gov-online.go.jp/r01/r01-kankyou/2-1.html
アステップでは、コンビニ大手のセブンイレブンの割り箸が木製から竹製に変わった2007年頃より、高級竹割り箸「竹一番」の販売を開始しました。この「竹」という素材は、木よりも成長が早いので、木製の割り箸よりも循環型素材としては優秀であることが要因でした。
昨今はプラスチックゴミによる海洋汚染が深刻になり、新たな環境問題としてその対応が急がれている中、「竹」はプラスチックの代替素材となりうるのではないか、と考えました。そして生まれたのがこの「Organic Bamboo」です。
テスト販売から見えたユーザーの「潜在的抵抗感」
このOrganic Bamboo製品を、クラウドファンディングサイトの「Makuake」製品を先行販売を行ったところ、消費者より上げられた声として、「プラスチック製品ゴミを出すことへの抵抗」が聞かれました。
「大人から子供まで、地球にやさしく。サスティナブルな竹歯ブラシ。」に寄せられたコメント。
歯ブラシはプラスチックゴミとして必ず排出されるもので、こういった製品が環境にやさしい素材に置き換わることで、環境にやさしい生産と消費のサイクル実現を目指します。


「竹」を使う理由とは?
昔は歯ブラシも竹製だった
竹は、3~4年で育つとてもサイクルの早い樹木です。木に比べて圧倒的速さで成長する竹は、その成長の速さ故に他の若い木々を枯らしてしまうこともあります。その竹を資源として、箸や歯ブラシとして消費することで、環境保全とプラスチック資源依存を分散化させることができます。
そもそも、プラスチック製品が台頭する以前は、家庭の料理器具や掃除道具、子供が使う定規や筆、おもちゃや家の垣根、そして歯ブラシまで、ありとあらゆるものに竹が使用されていました。今一度、竹の素材を見直す必要があると考えました。


「無添加竹製品」の技術
また、箸や歯ブラシは「口に含むもの」なので、防カビ剤や漂白剤などの薬剤を使わない当社独自の特許技術製法(特許第5278852)により、洗浄と紫外線による殺菌処理を施し、乾燥度を上げてカビの発生を抑え、ようやく製品化しました。
薬剤を使わないことで、口に近づけたり、口に含んだときに薬剤の匂いがないのが特徴で、また乾燥度が高く軽量ながらも、竹の繊維でしっかりした強度を保つので、紙皿や紙ストローよりも強度が高く使いやすいものに仕上がっています。
2022年にむけた課題
2021年6月にプラスチック資源循環促進法(※)が成立し、当初はコンビニの使い捨てスプーンやストローなど一部の商品の限定されていたものが、さらにホテルの歯ブラシやクリーニング店のハンガーなど、12品目が追加され、2022年4月より施行されることとなりました。脱プラスチックの動きが加速するなかで、竹を使用した食器や歯ブラシは石油資源の保護および依存脱却に貢献します。
※プラスチック資源循環促進法…プラスチックごみの増加に伴い、プラスチック使用の合理化を促進する法令。

商品ラインアップ

竹歯ブラシ・櫛・ヘアブラシ

竹食器
(竹皿・フォーク・スプーン・ストロー)
竹を桂剥きに薄く剥き、3枚合わせにしてプレスで圧着して作られた竹のお皿です。厚さは1.5mm前後と非常に薄く、軽量ながらも竹の繊維により、非常に強度が高くなっています。使い終わったあとは、燃えるゴミとして焼却できますので、キャンプ等では火の燃料としてお使いいただけます。また軽度の汚れなら、洗って再利用も可能です。スプーンやフォーク、ストローは薬剤不使用なので、口に含んでも匂いがありません。